THE PLACE beyond THE PINES

Place Beyond the Pines

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映画『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』予告編 - YouTube

「16歳の合衆国」を観て以来、すっかり魅了されてしまったライアン・ゴズリングが出演しているということで、特に筋書きやキャストなど確認しないで視聴した本作ですが、兄貴にしたいNO1俳優であるブラッドレイ・クーパーが途中から登場し「あれ、もしかしたら、これ・・・超絶面白い映画のパターンじゃないか」という予感を憶えたその後に「ずるいよー!」って思わず唸っちゃいました。
だって、ブラッドレイ・クーパーがビビる(でも後でちゃんと報復する)悪徳警官役には我らがグッドフェローズなレイ・リオッタが登場するんですよ。あの溢れんばかりにギラついた欲望を能面のような冷酷な無表情にすっぽり収められたら、もう魅入るしかないでしょ。


で、さらにずるいのは、ライアン・ゴズリングの息子ジェイソン役としてクロニクルで圧倒的な存在感を発揮していたデイン・デハーンですよ!


ハイスクールの食堂シーンで片耳イヤホーンで不器用に笑うデイン・デハーンが何気なく出てきて「これは、いかーんと」慌ててDVD停止して、バランタインファイネストのロックをいそいそと作った後、準備万端、正座して再生し直しました。


この作品、物語は主に3つのパートに分かれています。

前編が強盗のルーク(ライアン・ゴズリング)中編が警察官のエイヴリー(ブラッドレイ・クーパー)そして後編が15年後の世界のジェイソン(デイン・デハーン)、全パートを通して宿命によって己の意思とは無関係に結びつき翻弄される人間達の葛藤と悲劇を描き、そのまま「現実は辛くて厳しくて、鬱々としているんだよー」という物語の手法として確立してしまったお決まりな因果応報的悲劇の収束パターンをなぞるかと思いきや、軽やかにそれを否定しちゃうのが良い。

ラストのジェイソンのバイクで走りさるシークエンスの爽やかさたるや・・・いやー映画って素晴らしいですね。


ライアン・コズリングといえば、近々公開される「Only God Forgives」に個人的期待を寄せています。
全世界賛否両論の衝撃策らしいですが「ドライブ」が楽しめた僕ならばきっと楽しめるはず。


映画『オンリー・ゴッド』予告編 - YouTube