「具体性」

投資系の雑誌で株のアナリスト達が推奨銘柄を推す「具体的な理由」を読んでいると、そういった「具体的な情報」程怖いものはないなということを思う。

「具体性」という雰囲気を纏った、一見、筋の良さそうな話に納得させられてしまうんだけど、それって真っ暗な部屋の一点を懐中電灯で照らしているだけに過ぎない状態なんだよね。 その明るみに晒された一部分の情報を知っただけで、その奥に潜む全てを把握した気になるという慢心。

と言うわけで投資系の雑誌は、マーク・トウェインの下記の名言を頭に浮かべながら食後のデザート感覚で読むのが一番ですね。

やっかいなのは、何も知らないことではない。実際は知らないのに、知っていると思い込んでいることだ。

まじで、マーク・トウェインは天才。

トム・ソーヤーの冒険(新潮文庫)

トム・ソーヤーの冒険(新潮文庫)