読書日記 2018年6月3日

コミュニティー・キャピタル論 近江商人、温州企業、トヨタ 、長期繁栄の秘密 (光文社新書)の第1章を読む。

本書は特定のコミュニティーに属したメンバー間のみで通用する「同一尺度の信頼」に支えられた「つながり力」に着目し、それによって優れたパフォーマンスを示すコミュニティーの構造的な特性とその潜在力、そしてそれを活かす特徴的な信頼関係について様々な視点から論じている。

第1章では戦国時代辺りから台頭していった近江商人コミュニティー(近江出身の商人)を例示として取り上げていた。
見知っている「高島屋」や「ふとんの西川」の祖は近江商人で(それぞれ近江系商人で高島商人、八幡商人)こういった大きな企業体の形成の過程において、本書で語られるようなコミュニティーの「総体」と「個」を結ぶ特徴的な構造が大きな役割を果たしているのが理解できた。

あとは、積み読中だった ドッグ・メーカー: 警視庁人事一課監察係 黒滝誠治 (新潮文庫) も並行して読み始めた。 相手の弱みを掴み情報提供者として服従させる「ドックメーカー」黒滝刑事の修羅道へ突き進む様に圧倒される。

ドッグ・メーカー: 警視庁人事一課監察係 黒滝誠治 (新潮文庫)

ドッグ・メーカー: 警視庁人事一課監察係 黒滝誠治 (新潮文庫)